スキルなしでもフリーランスになりやすい職種は?

エンジニアがフリーランスになるのは大変?

エンジニアの職種と平均年収はITエンジニアとクリエイターの種類と雇用形態別平均年収でもご紹介していますが、エンジニアの職種は多く、また他の職種と比べても非常に高いことがわかります。
特にフリーランスになると700〜800万円の年収を稼ぐことも難しくはないでしょう。

正社員より稼げることもあり、最近はエンジニアでフリーランスになる人が激増しています。
「高い報酬をもらえる」ことのほかにも「自由な働き方ができる」といった理由でフリーランスになる人も多いです。

とはいってもエンジニアになって稼ぐにはスキルをつけなければなりません。
今はたくさんの人がエンジニアスクールに通ったり、オンライン上で勉強しています。
しかし、多くの人は途中で投げ出してしまったり、内容が理解できずにエンジニアに向いていないと諦めてしまっている現状もあります。

プログラマーにしてもデザイナーにしても、できる人は数ヶ月で必要なスキルをマスターしてしまいますが、人によってはなかなかスキルを身につけることができないのです。
では、スキルなしでもフリーランスになりやすい職種というのはあるのでしょうか。

エンジニアスキルがあまりなくてもフリーランスになれる職種

全くの未経験で全くのスキル無しでフリーランスエンジニアになれる職種というのはないですが、長い時間をかけ学習してスキルをつけなくても、なりやすい職種をご紹介いたします。

テストエンジニア

テストエンジニアは文字通り、WEBサイトアプリ、ゲーム等で構築したプログラムが正しく動作するかをテストするエンジニアです。
テスト設計および実行業務等の経験は求められますが、派遣やアルバイト等での経験でもなれる可能性はあります。
派遣等でまずは現場経験を積んでフリーランスになるというキャリアプランも考えられますので、システム開発やテスト設計の経験がない人は働きながらスキルアップをしていくことをおすすめします。

テストエンジニアはフリーランスになったほうが良い?

WEBディレクター

クリエイティブ関連の職種でスキルをあまり必要としないのは、WEBディレクターです。
WEBディレクターは、WEBデザイナーからキャリアアップしてWEBディレクターになる人もいて、進行管理や折衝、ワイヤーフレーム作成、デザインチェックなど仕事内容は多岐にわたり、本来は非常に大変でWEBサイト制作において重要なポジションの職種です。
もちろん、これらの仕事内容を求める職場もありますが、特に大企業などは分業で仕事を進めているので、実際には主に進行管理としての仕事しかしないこともあります。
デザイナーやディレクターの経験がなくても、何かしらの制作現場で働いたことがあって人と関わることが得意であれば、フリーランスにもなりやすい職種と言えます。
もちろんWEBデザイナーなどの経験があれば、さらにフリーランスになれる確率は増すでしょう。

WEBディレクターはフリーランスになったほうが良い?

HTMLコーダー

HTMLコーダーは、コーディングのスキルは必須です。ただ、コーディングスキルはオンラインの無料学習講座でも簡単に学ぶことができ、プログラミングと比べても難易度が低いです。
ですので、エンジニア未経験の人でも、まずはコーディングスキルをつければ、フリーランスエンジニアとして働きやすいです。
コーディング案件はたくさんあるので仕事に困らないですし、仕事をしながらスキルアップをして、WEBやアプリのプログラマーまたはフロントエンジニア等を目指していくのも、今後を考えると良いのではないでしょうか。

HTMLコーダーはフリーランスになったほうが良い?

エンジニアスキルがあまりなくてもフリーランスになれる職種3つをご紹介しましたが、いかがでしょうか。
エンジニアスキルの難易度と報酬は比例するのが一般的ですので、この3つの職種は他の高いスキルを求められる職種に比べると報酬も少なくなります。
ただ、常駐フリーランスになると正社員よりも稼げる可能性は非常に高くなります。
報酬面と自分のエンジニアとしてのキャリアを考えて、参考にしてみてください。