収入を増やしたいフリーランスエンジニアが仕事を選ぶポイント

エンジニアがフリーランスになる理由として必ず挙がるのが、「収入を増やしたい」というものです。
同じスキルを持っていて同じような仕事をするんだったら、誰しも給料(報酬)が多いほうが良いと思うはずです。
ここでは、収入を増やしたいフリーランスエンジニアが仕事を選ぶポイントをご紹介します。

フリー
できるだけ短い時間働いて高収入を得たいよ。
先生
特にフリーランスになった場合、効率よく仕事をして報酬につなげていくことが大切です。

報酬の高い常駐案件

収入を第一に考えるのであれば、企業に業務委託として入る常駐案件が断然良いです。
常駐案件の場合、多くは1ヶ月140時間から180時間の準委任契約(納品にしたものに対しての報酬ではなく時間による対価が支払われる契約)になります。
週5日で月140時間から180時間、企業に常駐して働けるのであれば、スキルの高いプログラマーだと月に80万以上の報酬は受け取れます。
経験の浅いプログラマーでも、月に50万円程度の報酬はもらえることが多いです。
WEBデザイナーだと3年程度の実務経験があれば、月に50万円以上はもらえることも多いです。

案件選びのポイント

同じスキルでも案件によって報酬が月に20万円も違う

常駐案件は月の報酬が高く設定されていることが多いですが、自分のスキルがあまり評価されていない場合は、スキルより安い報酬で仕事を受けてしまうことがあります。
実際は月に70万円の報酬がもらえるスキルがあるのに、月50万円の案件を受注してしまうと月に20万円分支払われる金額は減ってしまいます。

同じような仕事でも20万円の差

こういったことは自分のスキルの価値をわかっていないエンジニアには起こりがちなことです。
それを防ぐためにも、できるだけ多くの案件にエントリーしてみることが大事です。

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フリー
できるだけ短い時間働いて高収入を得たいよ。
先生
特にフリーランスになった場合、効率よく仕事をして報酬につなげていくことが大切です。

時給でも考える

前述したように、エンジニアが週5日の常駐案件を受注した場合、1ヶ月140時間から180時間の準委任契約を結ぶことが多いです。
1ヶ月の労働時間が140時間未満なら契約時に指定されてた報酬から引かれることになり、逆に180時間より働いた場合は指定された報酬に上積みされることになります。
ただ140時間から180時間の間は一律で同じ金額が支払われます。
ここで例を挙げてみます。

例えば月に60万円の案件を受注した場合、
月に140時間働いた場合は、時給はおよそ4,285円になります。
月に180時間働いた場合は、時給はおよそ3,333円です。
同じ報酬でも働く時間によっては、時給にして1,000円近くも変わってきてしまいます。

時給の差

エンジニア側からすると、1ヶ月の労働時間が140時間だと一番割がいいことになります。
1日の労働時間が多いか少ないかや、簡単に休みが取れるかは企業によってまちまちなので、できるだけ早く帰れて休みが取りやすい企業を選ぶことがポイントです。
このあたりは商談の際にきちんと聞いておくことをおすすめします。

常駐案件は、エージェントを経由して仕事を受注するのが一般的なので、できるだけ多くのフリーランスエージェントに登録して(最低でも3〜4社)おくことが必須です。
多くのエージェントからたくさん案件を紹介してもらい、その中から一番評価してくれる企業の案件を選びましょう。

エンジニアはいろいろな働き方がある

週5日の常駐案件の報酬が高いことは上記で説明しましたが、エンジニアによっては自分の生活スタイルに合わせてフレキシブルに働きたいと思っている人もいるでしょう。
そんなエンジニアにいくつか高収入を得られる自由な働き方をご紹介します。

週4以下案件

週に5日働けない人でも週3・週4など企業常駐の業務委託案件はあります。
もちろん稼働時間は週5日よりは少なくなるので、その分報酬は少なくなりますが、時間による対価を得る準委任契約で働くことができます。
企業によってはある程度自由に働く日を決められるので、エンジニアにとっては働きやすいのではないでしょうか。
ただ、週5案件に比べると案件数はかなり減ってしまうので、複数のエージェントに登録しておいたほうがよいです。

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リモートワーク

リモートワーク可能な仕事は最近増えてはきましたが、まだまだ少ないのが現状です。
現在リモートワーク可能な仕事でも、週に1回など制限をつけて許可している企業も多いです。
ただ、リモートだと通勤する必要がないのですし、自分にとって快適な環境で仕事ができるので、エンジニアにとっては非常にメリットが高いです。
請負契約ではなく準委任契約でリモート案件を探している人は、エージェントに登録してリモート案件を紹介してもらうのが良いと思います。

請負契約(在宅案件)

請負契約は仕事を納品して報酬を得ることをいいます。
請負契約でのエンジニアの仕事は、クラウドソーシングで探せます。
まずは大手クラウドソーシングのクラウドワークスランサーズに登録しておけば良いでしょう。
常駐案件に比べ単価がかなり安く、トラブルも起きやすいため、あまりおすすめしませんが、在宅で納期さえ守れば好きな時間に働けるというのがメリットです。

掛け持ちする

フリーランスになると副業という概念はないので、特に特別な契約を結ばなければ、好きなだけ仕事を受注して報酬を得ることができます。
常駐案件と在宅案件を受注し、平日は常駐案件、土日に在宅案件を進めるといったこともできますし、派遣社員として少し短い時間働き、夜に在宅案件をやるということもできます。
派遣の仕事も時給が3.000円以上など高額なものがあるので、うまく活用すると、スキマ時間に収入を得ることができます。

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フリー
こうみるとエンジニアはいろいろな働き方ができるね。
先生
そうですね。できるだけ高い報酬を得るためにはいろいろなエンジニアの仕事を知るところからはじめましょう!
まとめ
  • フリーランスのエンジニアが高収入を得るには常駐案件が良い
  • 仕事を受注する際には報酬の他にも作業時間も考えることが大切
  • 週4以下やリモートなどの案件も少しづつ増えてきている