フロントエンドエンジニアはフリーランスに向いている職種なのでしょうか。
ここではフロントエンドエンジニアはフリーランスになったほうが良いのかを、仕事内容、平均年収、仕事例等から考察していきます。
これからフリーランスになろうか考えているフロントエンドエンジニアは参考にしてみてください。
フリーランスのフロントエンドエンジニアについて
フリーランスであっても、フロントエンドエンジニアの仕事内容は会社員とそれほど大きく変わりません。
WEBデザイナーのデザインを元に、HTMLやCSS、JavaScript等を用いてWEBサイトを構築するのが主な仕事です。
大きく変わってくるのは、案件の獲得方法と報酬です。
会社員の場合、案件は黙っていても入ってくるため毎月安定して仕事がありますが、フリーランスの場合は自分で案件を獲得してこなければいけません。
知り合いや、以前在籍した会社のコネクションから仕事をもらうというフロントエンドエンジニアも多いです。
人脈を頼れない人であれば、クラウドソーシングを使うといった方法、もしくは、企業常駐で業務委託として働くという方法もあります。
いずれにしても、フリーランスの場合は自分が請け負った案件に応じて報酬が変わります。
フロントエンドエンジニアは非常に人手不足の状態が続いているので、ここ数年はフリーランスの報酬も高めになっています。
フリーランスのフロントエンドエンジニアの仕事内容
WEBデザイナーとプログラマーがいるチームの場合、WEBデザイナーが作成したデザインデータをもらい、フロント部分の構築をするのがフロントエンドエンジニアの基本的な仕事になります。
フロントエンドエンジニアはリモート作業に対応しやすい業種といえるので、フリーランスだと在宅での勤務が可能な案件も多いです。
主な仕事内容は以下になります。
- HTML/CSSを使ったコーディング作業
- JavaScript(jQuery)の実装
- フロントエンドフレームワークの導入
- gitを使ったバージョン管理
フリーランスのフロントエンドエンジニアになる必須スキル
HTML/CSSを使ったコーディングや、JavaScript(jQuery)でWEBサイトの動きをつけることは、フロントエンドエンジニアとして必須のスキルです。
また、スマートフォンやレスポンシブ対応のコーディングも必須スキルといって良いでしょう。
さらに、最近はgitによるバージョン管理は当たり前になってきているので、gitに関してフリーランスになる際には勉強しておいたほうがよいでしょう。
フリーランスのフロントエンドエンジニアが覚えておきたいスキルは?
ここ数年で取り入れている企業も増えてきているAngularやReact、Vue.jsといったフロントエンドフレームワークは、これからフリーランスになるフロントエンドエンジニアが覚えておきたいスキルになります。
まずは1つだけでもよいので利用経験があると、受注できる案件がぐっと増えます。
また、プログラマーがチームにいないような案件だと、簡単なフォームなどはフロントエンドエンジニアが担当することもあるので、PHPやMySQL等の基礎的な知見も持っていると重宝されます。
フリーランスのフロントエンドエンジニアはどんな人が向いている?
基本的にエンジニアは技術職ですから、まずIT技術やプログラミングに関する高い興味が無くてはいけません。
興味があるということは、それだけ伸びしろがあるということであり、企業の求人ではもちろんのこと、フリーランスであっても必要な素質です。
最近だとReactやVue.jsといったフレームワークが流行っていますが、数年ごとでフロントエンドの技術も新しくなります。
そういった新しい技術をいち早く取り込もうとする人は、フリーランスに向いていると言えます。
フロントエンドエンジニアのフリーランス案件例
フリーランスのフロントエンドエンジニアには、どういった案件があるのかを探してみました。
報酬が高めな週5日企業常駐した場合のフリーランス案件をご紹介します。
自社サービスのフロントエンド開発
作業内容
- フロントエンドプログラムの設計
- フロントエンドプログラムの開発
要求スキル/必要経験
- Reactを用いた開発経験
- JavaScriptを用いた開発経験
報酬
- 60万〜80万円
大手求人サイト制作
作業内容
- LPのコーディング
- Webサイトのコーディング
要求スキル/必要経験
- Ajaxを利用したシステム開発経験
- Webサイトを1から作成した経験
報酬
- 45万〜50万円
ゲーム企業社内フロントエンド開発
作業内容
- システムのフロント周りの設計/開発
- システムのフロント周りの運用
要求スキル/必要経験
- JavaScriptを使用した実務経験
- テンプレートエンジンの利用経験
報酬
- 55万〜65万円
エンタメ系メディアフロントエンド
作業内容
- 自社占いメディアの開発
- 自社占いメディアの運用
要求スキル/必要経験
- フロントエンドの開発経験
- Vue.jsの使用経験
報酬
- 65万〜75万円
フリーランスのフロントエンドエンジニアの平均年収
フリーランスのフロントエンドエンジニアの仕事は、いろいろなところから受注できます。
人脈から以外だと、クラウドソーシングサービスの案件か、エージェントを利用して企業常駐の業務委託案件を受注するのが一般的です。
クラウドソーシングサービスの案件だけでも、多くの案件を取れば月に50万以上稼ぐことは可能です。
ただ、フロントエンドエンジニアとしての実務経験が1年以上ある人は、企業常駐の業務委託案件を受注したほうが簡単に稼げる可能性が高いです。
ここでは、フロントエンドエンジニアが週5日企業常駐の業務委託案件を受注した場合のおおよその年収を計算してみます。
上記の案件例をみると、月に45万円から75万円程度が相場になってきます。
年収にすると、540〜900万円程度です。
フロントエンドエンジニアを徹底解剖!仕事内容や平均年収は?でも書いたように、正社員として働いているフロントエンドエンジニアの平均年収がおよそ479万円くらいであるのを考えると、年収は大幅に上がる可能性が高いと言えます。
また、JavaScriptが1から書けるエンジニアは特に需要が高いので、年収にして700万円や800万円は簡単に稼げる数字です。
正社員 | フリーランス |
---|---|
およそ485万円 | 540〜900万円 |
フリーランスのフロントエンドエンジニアになるメリット
前述の通り、フロントエンドエンジニアがフリーランスになると、在宅で勤務できたり、年収が大幅に上がる可能性が高いなどメリットは多くあります。
またフリーランスであればある程度案件を選り好みし、自分に合った仕事やスキルアップにつながる案件を請け負うことも可能です。
フリーランスになることで不安定な面もありますが、同じ会社でルーチンワークをしているくらいなら、思い切ってフリーランスになることも考えても良いかもしれません。
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