UI/UXデザイナーはフリーランスに向いている職種なのでしょうか。
ここではUI/UXデザイナーはフリーランスになったほうが良いのかを、仕事内容、平均年収、仕事例等から考察していきます。
これからフリーランスになろうか考えているUI/UXデザイナーの参考になればと思います。
フリーランスのUI/UXデザイナーについて
UI/UXデザイナーはここ数年で専門の職種として確立して、企業の求人数も急激に増えてきています。
それに伴いフリーランスの案件も増えています。
ただ、UI/UXデザイナーは仕事内容から、マーケッターやWEBデザイナー、フロントエンドエンジニアなどプロジェクト内の多くの人と関わることも多く、在宅でできるという仕事は限られてきてしまいます。フリーランスの多くは企業常駐で働くことになります。
フリーランスUI/UXデザイナーの仕事内容
フリーランスのUI/UXデザイナーの仕事内容は、おおむね正社員と変わりません。
ユーザー調査を行い、得られた情報を元にサイトやアプリのワイヤーフレームを作成していきます。
小規模のサービスであれば、ワイヤーフレーム作成後、デザイン・コーディングまで1人で行うこともあります。
デザインやコーディングの知見の他にも、マーケティングに関する知識も必要になってきます。
フリーランスのUI/UXデザイナーは幅広い知識を求められることもありますが、フロント部分の制作全体に携われるのでやりがいがある職種といえます。
フリーランスのUI/UXデザイナーになる必須スキル
クライアントやチームメンバーに、サイトのイメージをしっかりと伝えるためのビジュアルコミュニケーション能力は重要になってきます。
もちろん紙に手書きのワイヤーフレームで伝えても良いのですが、多くの人に効率よくイメージを伝えるにはUIに特化したデザインソフトを使いこなせたほうが良いです。
代表的なものは以下のものになるので、フリーランスUI/UXデザイナーとして仕事をしていくなら、必ず1つは使いこなせるようにすべきソフトです。
XD
Adobeから出ているwebサイトやモバイルアプリのUI/UX作成のデザインツールです。
無料で使用することもでき(有料プランあり)、PhotoshopやIllusutratorを使っている人なら直感的に操作できるのが魅力です。
自動アニメーションという機能が追加され、オブジェクトの動きを表現するのも簡単になりました。
Sketch
SketchはMac用のデザインツールで、Xcodeと操作性が似ているので、アプリなどを作っているiOSエンジニアにとっては使いやすいものになっています。
プラグインの数も多いので、時間をかけずワイヤーを作成できることができます。
利用料金は年間$99です。
Drama
PixelCutという会社からリリースされているDrama。
SketchやXDよりも簡単にプロトタイプの作成ができると評判です。
ワイヤーフレーム作成ツールとしても完成度が高く、アニメーション機能も充実しています。
まだまだ知名度は少ないですが、もしかすると今後はDramaが業界のスタンダードになっていくかもしれません。
フリーランスのUI/UXデザイナーが覚えておきたいスキルは?
フリーランスにのUI/UXデザイナーの案件は、ゲーム業界のものやアプリ制作が非常に多いです。
ゲーム業界での実務経験やiOSとAndroidの2種類のアプリ制作経験は、案件を受注する上で重要になってきます。
フリーランスのHTMLコーダーはどんな人が向いている?
UI/UXデザイナーにとって、共感力は重要な素質の1つです。
何よりもユーザーを優先してデザインを設計するUI/UXデザイナーは、まず相手の視線からUI/UXを考える必要があります。
ユーザーが現状抱いている不満や改善点を汲み取り、自分のことのように考え、改善に全力を尽くす人がUI/UXデザイナーには向いていると言えます。
UI/UXデザイナーのフリーランス案件例
週5日企業常駐した場合のフリーランス案件例です。
ソーシャルゲームUI/UXデザイン
作業内容
- ソーシャルゲームでUI/UXの設計
- ソーシャルゲームのデザイン
要求スキル/必要経験
- Photoshopの経験2~3年以上
- デザインのディレクション経験
報酬
- 40万〜55万円
ネイティブゲームデザイン
作業内容
- ネイティブゲームのUIデザイン
- アイコンバナー制作
要求スキル/必要経験
- ゲームのUIデザイン制作経験
- イラスト制作の実務経験
報酬
- 45万〜55万円
自社サービスのUI/UXデザイン
作業内容
- 新規サービスの画面設計
- デザインでの問題解決、UI改修
要求スキル/必要経験
- 情報設計の知識や実務経験
- アプリ制作の経験
報酬
- 50万〜65万円
アプリのUI/UXデザイン
作業内容
- ワイヤーフレーム作成
- アプリのデザイン設計
要求スキル/必要経験
- AppのUI/UXデザイン経験
- UI仕様書設計経験
報酬
- 55万〜70万円
フリーランスUI/UXデザイナーの平均年収
UI/UXデザイナーがフリーランスの週5日企業常駐案件を受注した場合、平均年収はどれくらいになるのでしょうか。
上記の案件例をみると、月に40万円から70万円程度が相場になってきます。
年収にすると、480〜840万円程度です。
年収は、やはりスキルや仕事内容によって大きく変わってきます。
とはいえ、正社員として働いているUI/UXデザイナーの年収は400〜450万円くらいであるのを考えると、年収はかなり上がると言えます。
特にアプリ制作の実務経験があれば、報酬の高い案件を受注しやすいので年収も高くなることが期待できます。
正社員 | フリーランス |
---|---|
およそ400〜450万円 | 480〜840万円 |
UI/UXデザイナーがフリーランスになるメリット
UI/UXデザイナーがフリーランスになる一番のメリットは、年収が上がる可能性が高いことではないでしょうか。
上記でも説明しましたが、UI/UXデザイナーの場合、フリーランスになっても在宅で仕事をするのはなかなか難しいと思われます。
ですので、報酬も高い常駐案件を探していくのがよいでしょう。
フリーランスで常駐案件を受注するのは、正社員になるよりハードルが低くなることが多いので、大手企業や有名企業で働くこともできるかもしれません。
大手企業や有名企業で働くことはスキルの向上にもつながるので、そういった面でもフリーランスになるのはメリットになるといえるでしょう。
UI/UXデザイナーにおすすめなフリーランスエージェント
レバテッククリエイター
WEBデザイナーやフロントエンドエンジニアの仕事も多いので、スキル次第では別の職種の案件を紹介してもらうことも可能です。
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