シナリオライターが派遣として働くのは、他の雇用形態と比べてどうなのでしょうか。
ここでは特にゲームのシナリオライターの派遣の働き方について、仕事内容、時給(月収)、仕事例等から考察していきます。
派遣のシナリオライターとして働くことを考えている人は参考にしてみてください。
派遣のシナリオライターの仕事内容
派遣のシナリオライター案件のほとんどはゲーム業界のものになります。
ゲームのメインストーリー・サブストーリーからストーリーの世界観までのライティングが基本的な仕事内容になります。
また、派遣の仕事でもライティングの他にシナリオ監修や、ディレクションといったことまで仕事内容に入る場合があります。
派遣のシナリオライターになるためのスキル
シナリオライターとしての実務経験や、ゲーム開発会社での就業経験というのは、よく求められるスキルになります。
その他に、ディレクション業務というのも仕事内容に入ってくることがあります。
ライティングやストーリー作成はクリエイティブな作業なのでどれが正しいというのは一概に言いずらいところもありますが、企業やゲームのジャンルによっても求められるシナリオは変わってくるので、プロデューサーの意向に合わせたシナリオを書けるスキルが必要になります。
未経験から派遣のシナリオライターになるには?
シナリオライターは実務経験を求められることが多いので、派遣であっても未経験ではなかなか仕事をとるのが難しいかもしれません。
未経験の場合は、小説や漫画などでも良いので自分で創作したものを提出することになります。
実務経験がない場合は、ほとんどそれらの制作物が評価の対象になるので、できるだけ多くの作品を派遣会社に提出しておくと良いです。
ジャンルは非常に重要なので、派遣として入りたい仕事のジャンルの制作物は必ず入れておきましょう。
また、実務の流れを知る上でも専門学校やスクールを受講するのは有効な手段です。
シナリオライターの派遣案件例
新規ゲームのシナリオライター
作業内容
- プロットの作成、原稿の執筆
- 外部とのディレクション、シナリオの監修
要求スキル/必要経験
- シナリオ構成スキルがある人
- ディレクション経験
時給
- 1,700円
ソーシャルゲームのシナリオライティング
作業内容
- ゲームシナリオ作成(プロット作成)
- ゲーム中のテキストデータ作成
要求スキル/必要経験
- ゲームのシナリオライティング実務経験
- プロットからのシナリオ作成経験
時給
- 1,900円
ゲームのシナリオディレクション
作業内容
- 新規タイトルのプロット作成
- 新規タイトルのシナリオ監修作業
要求スキル/必要経験
- ゲームのシナリオライティング経験
- シナリオ監修経験
時給
- 2,200円
シナリオの企画・開発ディレクション
作業内容
- ストーリー概要の制作
- 外注シナリオライター管理
要求スキル/必要経験
- シナリオ執筆経験
- ソーシャルアプリの開発経験
時給
- 2,800円
ゲームのシナリオ執筆
作業内容
- シナリオライティング業務
- ゲーム開発のディレクション
要求スキル/必要経験
- ゲームシナリオの執筆経験
- ゲームコンテンツ制作経験
時給
- 2,300円
アプリのシナリオ作成
作業内容
- ストーリーや世界観(キャラクター)の構築
- メインストーリー・サブストーリー
要求スキル/必要経験
- ゲーム開発会社での就業経験
- シナリオライター実務経験
時給
- 2,100円
派遣シナリオライターの平均時給
シナリオライターは仕事内容にも幅があるため、時給も求人によって大きく変わってきます。
派遣のシナリオライターの時給をいろいろな派遣会社の求人で調べてみると、1,600円〜2,500円程度の範囲に含まれるのがほとんどでした。
シナリオ執筆のみだと時給2,000円以下のものが多く、シナリオ監修やディレクション業務のスキルまである人は2,500円近くまで上がる案件が多いです。
正社員との年収比較
派遣のシナリオライターの年収を正社員と比較してみます。
もちろんスキルや仕事内容によって時給は変わりますが、上記の案件例を参考にここでは時給2,000円で計算してみます。
時給2,000円で1日8時間、月20日働いた場合の年収は
2000(円)✕8(時間)20(日)✕12(月)=384万円になります。
おおよその平均時給で換算すると、シナリオライターは派遣だと384万円の年収を稼げることになります。
エンジニアやWEBデザイナーと比べると、平均的に稼げる年収は低い結果となりました。
正社員 | 派遣 |
---|---|
およそ250万から400万円 | 384万円程度 (時給2,000円の場合) |
シナリオライターを徹底解剖!仕事内容や平均年収は?で調べた正社員の平均年収は250万から400万円程度でした。
シナリオライターの場合、派遣も実務経験を求められるので、正社員で数年経験を積むと考えると、年収としては正社員と同じくらいの金額になるのではないでしょうか。
派遣のシナリオライターとして働くことのメリット
- 大企業など様々な会社で仕事ができる
- 好きなゲームタイトルの仕事に携わりやすい
- 40歳以上でも仕事に入りやすい
- 正社員と比べて残業がない、もしくは少ない求人が多い
シナリオライターにおすすめな派遣会社
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フリーランスのシナリオライターとの比較
フリーランスのシナリオライターのほうが報酬も高いことが多いです。
フリーランスについては、こちらにも記事を書きましたので参考にしてください。
»シナリオライターはフリーランスになったほうが良い?