フリーランスのエンジニアが年収を上げる6つの方法

フリーランスとして働くからには、できるだけ効率よく収入を上げていきたいものです。
ここではフリーランスのエンジニアが年収を上げる6つの方法をご紹介します。

フリーランスのエンジニアが年収を上げるには

スキルをつける

当たり前の話ですが、エンジニアの報酬はそのスキルの需要に比例して高くなります。
IT業界はスキルの移り変わりが早いので、現在スキルがあり需要が高いエンジニアでも、同じような仕事をしているだけなら数年後には需要が低くなってしまうことになりかねません。
そのため、以下のようなスキルを身につけるために、勉強したり、スキルアップできる仕事を選んで受けるようにする心がけが必要です。

新しいプログラム言語を覚える

プログラム言語によっても時代によってトレンドがあります。
数年前まではJavaやPHPが主流でしたが、最近だとPythonやGoといった言語を採用する企業が増えてきて、そういった言語の案件は報酬がとても高くなっています。

キャリアアップする

最近だとプログラマーでもスキルのある人は高い収入を得ていますが、例えばプログラマーからSEやプロジェクトマネージャーにキャリアアップすることで年収が上がることも多いです。
デザイナーの場合は、デザイナーからディレクター・プロデューサーといったキャリアアップが考えられます。
ただ、どちらの例も仕事内容はかなり変わってくるので、実際に手を動かしてプログラムを書いたりデザインをしたいという人は、無理にキャリアアップする必要はないかもしれません。

複数のスキルをつける

プログラマーだと複数の言語スキルを身につけることの他に、インフラ周りのスキルをつけると、受けることのできる案件数も増え単価も上がります。
WEBデザイナーだと、デザイン・コーディングの他にJavaScriptも覚えてフロントエンドを全てこなせれば、年収をかなり上がることが期待できます。

スキルをつける

たくさんのエージェントに登録する

フリーランスの場合、スキルの対価として報酬をもらっているので、同じような仕事内容ならできるだけ高い報酬をもらいたいものです。
高報酬の案件を受注するためには、やはりいくつものエージェントに登録してたくさんの案件を紹介してもらうことが大切です。
エージェントによって強みのある分野の仕事というのは少なからずあるので、自分の持ってるスキルが、あるエージェントによっては非常に高く評価してもらえるといったこともよくあることです。
フリーランスのエンジニアの場合、少なくとも3~4社のエージェントには登録しておいたほうが良いでしょう。

フリー
やっぱりいろんな案件を見て、その中から自分が一番いいと思う案件を受けたいよね。
先生
そうですね。同じスキルを持っているエンジニアでも、どこのエージェントから仕事を受注するかで年収に大きく差が出ます。複数のエージェントに登録していると、案件の契約が切れたときに次の仕事が見つかりやすいというメリットもあります。

仕事の掛け持ちをする

副業禁止のサラリーマンなら、会社での給料を上げるしか年収を上げる方法はありませんが、フリーランスの場合は仕事をしただけ年収は上がります。
例えば平日は企業常駐の案件を受けて、土日や空いた時間を使って、また別の案件を受注するということもできます。
仕事の受注先としては、フリーランスのエージェントからの案件が1番高単価ですが、その他にも知人や人脈からの仕事、派遣の仕事、クラウドワークスからの仕事などがあります。
エンジニアの仕事の受注先はたくさんあるので、自分のライフスタイルやスキルに合わせた仕事を見つけることが重要です。

フリー
フリーランスのエンジニアにとって、修正がいっぱいあったり、なかなか終わらない仕事はあんまり受けたくないよね。
先生
フリーランスだと時間あたりの単価も考えたほうがよいです。時間をうまく使って効率よく仕事をすることが、年収アップに繋がります。

人脈を広げる

フリーランスのエンジニアにとって、他のエンジニアとの交流は大切です。
作業でわからない箇所がでてきたときに聞くこともできますし、新しいスキルやどこのエージェントがいいといった情報の共有ができるからです。
エンジニア以外でも、人脈を広げておけば仕事に繋がる可能性もあります。
どこから割の良い仕事をもらえるかわかりませんので、積極的にセミナーや交流会に参加することは年収を上げることに繋がってくるでしょう。

経費イメージ

フリー
今度、エンジニアのセミナーに行ってみようかな。
先生
同じようにフリーランスで働いているエンジニアの知り合いができれば、いざというときに心強いですね!

自分でサービスを始める

エンジニアとしてある程度スキルがあるなら、自分で新しくサービスを考えて作ってみるというのも良い方法です。
自分の専門外のところは外注したり、知り合いに頼んだりといったことになると思いますが、自分でサービスを作るということはスキルアップにもつながりますし、もちろんそのサービスが当たれば収入も増えます。
せっかくフリーランスで働いているなら、まずは空いた時間に自分でサービスを作ることをおすすめします。

経費で落とせるものを計上する

これは年収を上げるというより、支払う税金の額を減らし手取りの額を増やすということです。
フリーランスのエンジニアは、仕事で使用したサーバー代やパソコン購入費はもちろん、自宅で仕事をしているのなら家賃(按分)や光熱費も経費として計上できます。
ここでは詳しく記載しませんが、フリーランスのエンジニアが計上できる経費についてはWEB上にもいろいろな記事がありますので、参考にしてうまく節税してください。

経費イメージ

フリーランスのエンジニアが年収を上げる6つの方法をご紹介しました。
これらを全部やる必要はありませんが、できるもからやってみてはいかがでしょうか。